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一瞬で相手を置き去りにする1on1スキル「シミージャブ」を解説します

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今よりもっと、1on1に強くなりたい。1on1の技のバリエーションを増やしたい。相手ディフェンスを置き去りにしたい。バスケをしていれば、そのように感じているプレイヤーは多いと思います。

このテキストでは、そんなあなたにおススメの1on1スキル「シミージャブ」をご紹介いたします。

  • 一瞬で相手ディフェンスを置き去りにします
  • 難しいドリブルは必要のない1on1スキルです
  • 相手ディフェンスをフリーズさせる(その場から動けないようにする)効力があります

シミージャブとは?

シミー(shimmy)は、1920年代に流行したジャズ・ダンスで、体は直立したまま両方の腕をやや外側に開き、両肩を前後交互に揺らす動きのことを指します。

バスケットボールにおけるシミージャブは、この動きからインスパイアされた1on1スキルです。

ジャブステップを踏んだ際に保持しているボールを左右に揺さぶることで相手ディフェンスに一瞬の迷いを生じさせ、そのスキを出し抜いていく1on1のテクニックです。

シミージャブ実践編

※要点部分のみ再生されます

シミージャブを練習しよう

シミージャブを習得するために、動画とテキストを参考に練習していきましょう。

※要点部分のみ再生されます

【手順1】ジャブステップを踏み込む

オープンスタンスでジャブステップを踏みます。

保持しているボールは、フリーフット側に動かしましょう。

【手順2】ボールを左右に揺らしてドライブを仕掛ける

手順1でフリーフット側に動かしたボールを、ピボットフット側に動かします。

ボールを軸足側に一瞬戻して、次の瞬間にまたフリーフット側に動かしてドライブを仕掛けます。

注意点&練習ポイント

【その1】重心も揺らそう

保持しているボールを左右に揺らすだけではなく、重心も左右に細かく移動させましょう。カマキリが戦闘モードになっている状態をイメージしていただければ良いかと思います。

【その2】ボールは揺らし過ぎないようにしよう

ボールを揺さぶり過ぎると、次の動作に移行しづらいので気を付けましょう。両肘を少しはってボールを保持し、おへその下あたりに力を入れて、体の横幅の範囲くらいで揺らすことで実践しやすくなります。

【その3】目線も工夫してみよう

目線をボールの動きに合わせて動かしてあげると、相手ディフェンスはフェイントにかかりやすくなります。

【手順3】相手ディフェンスがシミージャブを予測してきたら

レベルの高いディフェンスが、シミージャブを予測してくる可能性もあります。

その場合は、瞬時にクロスオーバーで逆をついていきましょう。

もう一度、シミージャブ実践編で確認していきましょう。

※要点部分のみ再生されます

シミージャブの”ココ”がすごい

相手ディフェンスは、オフェンスの攻撃をある程度予測しています。

オープンスタンスのジャブステップをフェイントとして、その後にクロスステップのドライブを仕掛けてくる可能性がある・・・という具合です。

ジャブステップの基本解説

ところが、シミージャブはその見立てを裏切ります。クロスステップ側にドライブとみせかけ、次の瞬間にはオープンステップドライブを仕掛けるので、予測の裏をかくことができるのです。

うまくいけば、ディフェンスの重心が「ドライブ方向と逆に乗ってしまう」ため、ディフェンスをフリーズさせる(1歩も動けない状態をつくる)ことも可能になります。

まとめ

一瞬で相手ディフェンスを置き去りにする1on1スキル「シミージャブ」をご紹介いたしました。ボディコントロールとボールハンドリングの連動が非常に難しいスキルではありますが、難易度の高いドリブルスキルは必要なく、シンプルに相手を出し抜ける技だと思います。

ぜひ参考にしていただき、練習されてみてください。

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