【バスケ】シュートの飛距離を伸ばすコツ５選

シュートがリングに届かない。フリースローでラインを踏んでしまう。３ポイントシュートはフォームが乱れる。など、シュートの飛距離が出せないという悩みは、バスケットボールをプレ―していれば一度は経験する課題だと思います。

このテキストでは、シュートの飛距離を伸ばすために知っておきたい５つのコツをお伝えします。コツをつかむことで、小学生でも３ポイントが届くようになり、さらに遠い距離からのシュート“ディープスリー”も夢ではありません。

シュートを遠くに飛ばす５つの方法

あなたのシュートの飛距離を伸ばすために、以下の５つの方法を実践していただきたいと思います。

両足の幅を調整する

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両足の幅は、開きすぎて両ひざが内側に入ってしまうようなスタンスになってしまっていないか？閉じすぎて不安定になっていないか（体の芯がぐらつくようなスタンス）を確認していきましょう。

基本的にはトリプルスレットポジションのテキストでお伝えしたような、シュート・パス・ドリブルにすぐに移行できるニュートラルな姿勢を意識していただければ大丈夫です。

つま先はまっすぐ向けるように意識されてみてください。どうしても窮屈であれば、シュートを放つ側の足（右手で打つなら、右足）だけリングに対してまっすぐに向けることをお勧めします。

また、重心を母指球（画像赤色部分）だけに乗せないようにしましょう。母指球重心になってしまうと膝が内側に入り込み、怪我の原因となってしまいます。

指先で押し出す

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シュートを放つ際には、手首をスナップさせてボールをリリースします。

この時、ボールの中心（コア）を最後の指（リリースする時に最後までボールに触れている指）で押し出すということは大切なことです。

しかし、シュートの飛距離を伸ばすためには、それにプラスして「５本の指すべて」を使えているか確認しましょう。

ディップを使う

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「ディップ」とは、シュート直前に足を曲げる（ミートする）動作と同時に、ボールを下へ動かすスキルです。

ディップをすることで下半身の力をボールにより伝えやすくなることと、下から上に持ち上げる力もボールに加わることでシュートがより飛びやすくなります。

下半身の力を使う

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ミート時に床をしっかりと蹴り上げることで、より強い力をボールに伝えることができます。下から上に上昇するエレベーターをイメージしてください。力を下から上に伝えていきます。

NBAの名シューター、クレイ・トンプソン選手は「滝が地面から吹き上がるようなイメージ」と表現しています。（正確には、彼の恩師からそう教わったそうです）

力を下から上に伝えるために意識しやすい表現ですね。

関節を連動させる

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「足の力をボールに伝える」という指導は昔から用いられ、今も多くの指導者の方が選手へ伝えていることだと思います。これは間違っていませんし、下半身の力が上手にボールに伝われば間違いなくシュートの飛距離が伸びます。

しかし、これこそが最大の難関です。足の力をボールに伝えるためには、各関節の連動性が重要だからです。

各関節とは「足首・ひざ・股関節・肩・ひじ・手首・指」です。

足の裏で地面を蹴り上げた力は、各関節を巡ってボールまで届きます。関節が連動していれば力は最大値でボールに伝わりますが、どこか１か所でも連動性を失えば、その力は十分ではなくなってしまうのです。

試しに、ひざが伸びていくタイミングと同時にひじを伸ばしてシュートを打ってみてください。下半身の力はおもしろいほど伝わりません。

すべての関節は、お互いが共鳴していくかのように連動することで最高のシュートが完成していきます。

まとめ

シュートの飛距離を伸ばすコツを５つご紹介させていただきました。

コツをつかむことは簡単ではありません。シュートスキルは一朝一夕では手に入りません。質も大切ですが、正直なところ「量」は絶対に必要になります。

あなたの習慣にできるくらい、シュート練習に励んでいただけたらと思います。