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ダブルヘッダーを乗りこなす睡眠リズム設計術

専門家コラム
専門家コラム睡眠

ローカル大会やリーグ戦などで、
一日に二試合、三試合しないといけないこともあると思います。

勝ったら二試合、三試合というパターンと、
総当たりなので三試合決まっているパターンなど、

そんな過酷な条件なのに、
特に対策もせずに挑んでいるチームも多いのではないでしょうか?

今回は、一日複数試合を乗りこなす、ハイパフォーマンスを発揮するためにリズム設計についてお伝えします。

この話を進めるにあたって重要となるキーワードは、
・体内時計
・クロノタイプ
・MCRP

です。

体内時計

まずは体内時計について解説します。

人間の体には体内時計が備わっており、
血圧や体温、ホルモン分泌などはある程度リズムを刻んでいます。

体内時計が整えば整うほど、
パフォーマンスも回復も安定すると言われています。

毎朝起きる時間がバラバラだったり、
日光を浴びないなどの生活をしていると、
体内時計が乱れてしまいます。

そうするとコンディションが安定しません。
思ったように動けなかったり、バテやすかったりします。

規則正しい生活をすることによって、
体内時計を整えて、コンディションを整えておくことが、
ダブルヘッダーなども乗りこなすための重要ポイントになります。

クロノタイプ

クロノタイプとは、
一般的に朝型・夜型と言われるものです。

朝型の人は午前中にパフォーマンスが高く、
夕方にはパフォーマンス低下してしまいます。

夜型の人は午前中はエンジンがかからず、
午後からパフォーマンスが高まってきます。
朝起きるのも苦手で、時間の限り寝てしまったりします。

一日数試合ある場合、
組み合わせによっては試合時間が午前に1試合、午後に1試合、
さらには夕方にもう1試合あるなんてこともあると思います。

チームの事情にもよりますが、
実力が拮抗しているメンバーであれば、
試合時間に合わせて起用する選手を変えるということもあります。

しかし、
そこまでの細かいコンディション管理や戦術に落とし込むことはなかなか難しいと思います。

注意してほしいのは、夜型の選手です。

例えば、
月曜~金曜は学校があるから7時に起きているとして、
土曜が午後の練習で、大会は日曜だとします。

この場合、
夜型の選手は土曜に普段より遅くまで寝てしまう可能性があると思います。

そうすると、
せっかく積み上げてきたリズムが大会前日に乱れて、
その状態で当日を迎えることになります。

するとどうなるか。

「練習では良い動きするのに今日はダメだったなー」
が起こります。

ましてや、
複数試合あるような日はほぼ間違いなく朝から試合がありますので、
夜型遺伝子の選手からすると本領発揮できない条件となります。

クロノタイプを理解し、
せめて大会前は起床時刻をそろえてリズムを作ることを優先させると良いと思います。

MCRP

MCRPとは「1~2分目を閉じて呼吸を整える」という瞑想技術になります。

人間はそもそも一日数回休息をとる生き物です。

朝起きてからアクセル踏みっぱなしで一日を走り切ることもできますが、
一日数回にわけてショートブレイクを挟みながら走り切る方が良いことは言うまでもありません。

「ちょっと疲れたら目を閉じよう」というわけではありません。

この目を閉じて呼吸を整えるという行為を一日のリズムに落とし込んでいきます。

例えば大会当日のスケジュールが、
一試合目 9:00~
二試合目 12:20~
三試合目 15:40~
だった場合、

MCRP
一回目 8:30
二回目 11:50
三回目 15:10
のように実施するタイミングをある程度決めます。

そして、
MCRPを実施した後は集中力が高まるようなワークを設定します。

実戦練習でもいいですし、
集中して勉強するでもオッケーです。

とにかく「MCRPのあとは集中している」というリズムをつくります。

上記の時間帯は、
ちょうど前の試合がまだやってて別場所でアップしている時だったりすると思うので、
そこで選手みんなでMCRPをするというルーティン構築が有効だと思います。

まとめ

上記のことを意識して、
大会1週間前からは
「●時には起きよう」「●時と●時と●時にMCRPしよう」
などの計画を立てて取り組んで頂ければと思います。

試合と試合の間の過ごし方を監督が指示せず、
「何分前からアップしろよ」だけ伝えてあとはキャプテンがどう判断するかに任せているチームもあると思います。

実際は遊んでいたり、走り回っていたりで、
「そりゃ試合でバテる」なんてことはあるあるだと思います。

選手一人一人のコンディショニングの意識を高めてほしいと思っている人も多いと思いますが、
個々に任せるのではなく、上記のようなリズム設計をチームで取り組んでいくことで、
結果は大きく変わってくると思います。

「こんなスケジュールの時はどうすればいいですか?」
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