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バスケ初心者向けのドリブル・ハンドリングメニュー

ドリブル
ドリブル
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バスケットボールをはじめて間もない方から、「どんな練習から取り組めば良いのかわからない」という声をよくいただきます。

また、お子さまがバスケをはじめたお父さんやお母さんは、サポートしてあげたいけど
「上手にできているのかわからない」と感じている方、けっこう多いのではないでしょうか?

このテキストでは、バスケ初心者向けに特化したドリブル・ハンドリングの練習メニューを、コツやポイントを解説しながらご紹介します。中には難しいものもありますが、自主練で使えるメニューですので参考になさってください。

  • 子どもから大人まで対象の初心者向けメニューを学べます
  • 実践すれば、ボールコントロールが上達します
  • バスケが少し楽しくなってきます♪

おすすめハンドリングメニュー4選

ハンドリングという言葉は、ゲーム中においてボールを持った時に行うすべての動作のことを表します。つまり、ボールをいかに相手に奪われることなくゴールまで運んでいけるか?のすべてにおいて大切な要素になりますので、しっかりと練習していきましょう。

ボールティップ

ボールティップは、指の腹でボールを細かく弾くことで指先の神経を活性化させ、よりきめ細やかなハンドリングを目指すことができるドリルです。

ポイントその1

パッド(指の腹)とボールの距離はできるだけ縮めて、細かく強く弾きましょう。

ポイントその2

ボールが逃げないように両手の指を広げて、10本指すべて使ってコントロールしましょう。

慣れてきたら

頭の上、顔の前、ひざの下など動かしながら、同じようにコントロールできるか試してみましょう。

ボール回し(頭・腰・足)

ボール回しは、遠心力を使って行うボールハンドリングの定番ドリルです。このドリルで得られるハンドリングスキルをベースに、「ポケット」「ビハインド・ザ・バック」「ビハインドパス」などのテクニック習得に結び付く非常に大切なメニューです。

ポイントその1

ボールを両手でキャッチするのは、ボールが体の前に来た時と、後ろに来た時だけです。
それ以外は片手でボールをコントロールしましょう。

ポイントその2

ボールが落ちないように、ボールを下から支えるように手首を使いましょう。
その上で、「遠心力」を使って回しましょう。

注意点

小学校2年生くらいまでは、「ボールが脇の下を通らない」など、体の大きさによってボール回しが困難な場合があります。無理やりやらせず、まずはできることから取り組んでみてください。

育成年代で取り組んでいただきたい重要なハンドリングコーディネーション

ボール回しとステップワークを組み合わせたハンドリングコーディネーションです。小学生や中学生の育成年代に是非取り組んでいただきたいメニューです。ご覧ください。

ボール回し(片足・8の字)

ドリブルスキルの「レッグスルー」にもつながるドリルです。手や腕だけではなく、体の使い方もポイントです。低い姿勢をキープする力、股関節の柔軟性を高めることも期待できます。

ポイントその1

足は大きく広げて、お尻を床に近づけましょう。その際に、背中は丸くならないように気を付けましょう。
慣れてきたらボールから目を離して行ってください。

ポイントその2

上半身をボールの動きと連動させて動かしましょう。8の字では、腕を動かすだけでは足の周りを回すのが難しいと思います。 上半身をボールの動きと同じリズムで左右に動かすと、ボールもスムーズに大きな動きでできるようになります。

注意点

前かがみになりすぎると怪我を引き起こす原因になります。上体はできるだけ起こして行いましょう。

ピアノドリブル

ピアノドリブルは、親指から小指まで順番に指だけでドリブルすることにより、指の先まで神経回路を伝達させるコーディネーションドリルです。

ポイントその1

パッド(指の腹)を使ってボールを弾くようにドリブルしましょう。

ポイントその2

ドリブルが高くなり過ぎないように、地面に座った状態などで行ってください。
※難しければ、最初は高いドリブルからはじめてもOK。

おすすめドリブルメニュー4選

ドリブルはコート上を移動するための手段ですので、実戦ではステップワークに合わせてドリブルしていく必要があります。しかし、最初からコート上を自由自在に動き回れる選手はなかなかいません。まずは、ステイドリルから取り組み、少しずつレベルアップを目指しましょう。

その場ドリブル(10秒&高さを変えて)

ステイドリルは、その場でドリブルがつき続けられるようになること、ドリブルを強くつけるようになること、ボールを見ずに左右どちらの手でもドリブルできるようになることなどゴールを設定して行いましょう。

ポイントその1

姿勢はトリプルスレットポジション(パワーポジション)をキープしましょう。

ポイントその2

ボールを見ずにドリブルできるかチャレンジしてみましょう。

ポイントその3

ポイント1と2を意識しながら、ドリブルは強くつけているか、同じ場所にボールを落とせているか、低いドリブルは指先でコントロールできているかをチェックしましょう。

その場フロントチェンジ

ステイドリルの2つ目は、フロントチェンジです。

ポイントその1

姿勢はトリプルスレットポジション(パワーポジション)をキープしましょう。

ポイントその2

ボールを見ずにドリブルできるかチャレンジしてみましょう。

ポイントその3

ポイント1と2を意識しながら、ドリブルは強くつけているか、同じ場所にボールを落とせているか、低いドリブルは指先でコントロールできているかをチェックしましょう。

ドリブルスキップ

次は動きながらドリブルをしてみましょう。この練習ではスキップの動きを合わせてドリブルします。レイアップシュートなどの重要なフィニッシュムーブにつながるドリブルワークです。

ポイントその1

スキップはできるだけ高く跳んでみましょう。

ポイントその2

ドリブルは強くつき、次のドリブルまでボールが手に触れている状態を保ちましょう。

チェンジオブディレクション

ドリブルとフロントチェンジを組み合わせて、進む方向を変えるドリルです。難しそうに見えますが、行っていることは先に練習しているドリブルとフロントチェンジの組み合わせのため、初心者の選手でも取り組みやすいドリルです。レッグスルーやバックチェンジなどは選手の上達具合に合わせて取り組んでいきましょう。

ポイントその1

フロントチェンジの時に、体の向きを変えましょう。
上半身が常に前方へ向いた状態でフロントチェンジするのではなく、次に進む方向へ体の向きを変えましょう。

ポイントその2

リズムを合わせて行いましょう。
2回ドリブルで進んで3回目で切り返すなどのルールを設定して、リズム通りに進むことができるか練習してください。それができるようになったら、ディフェンスをつけて練習しましょう。ディフェンスがいる練習では、ディフェンスがコースに入ってきたら切り返すなどの状況判断を入れながら練習します。

まとめ

初心者の皆さまに取り組んでいただきたいハンドリングとドリブルのメニューをご紹介させていただきました。バスケットボールの基礎(土台)づくりに是非活用していただければと思います。

最初は難しかったり、なかなかできなかったりすると思います。でも、一生懸命取り組んでいれば、きっと少しずつ上達できると思います。チャレンジしてみてくださいね♪

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