バスケットボールにおけるドリブル中の1対1(1オン1)のスキルは、スキルクエストでこれまでご紹介したものだけでも多くの技があります。すべて実戦で使うことが可能ですし、相手ディフェンスを出し抜くのに効果的なものばかりをご紹介しております。
このテキストでご紹介する「ヘジテーション」は、その中でも“最強技”と言っても過言ではない、ご覧になられているあなたに是非習得していただきたい1on1スキルです。
- あなたの1on1スキルを最強レベルまで引き上げます
- 相手ディフェンスにとって非常に守りづらい攻撃を実践できます
ヘジテーション実践編
まずは、「ドリブルヘジテーション」と「シュートヘジテーション」の実践編をご覧ください。
※要点部分のみ再生されます
ヘジテーションとは、「躊躇する」という意味があります。
バスケットボールにおけるヘジテーションの動作としては
「進む → 止まる → 進む」という動きを、
「100 → 0 → 100」の意識で速度変換して行うことを指します。
つまり、「上手に止まる」ことができればヘジテーション習得に近づくことができます。
ドリブルヘジテーションを練習しよう
ドリブル中のヘジテーションの練習方法を次の動画でみていきましょう。
※要点部分のみ再生されます
ドリブルをしながら、「進んで止まる」を繰り返すシンプルな練習方法です。
ストップ動作は、ストライドストップで1・2ステップで行いましょう。1のステップとドリブルのリズムを合わせて行いましょう。
止まっている最中はポケットのスキルを使います。ダブルドリブルに注意してハンドリングしましょう。
シュートヘジテーションを練習しよう
シュートヘジテーションの練習方法を次の動画でみていきましょう。
※要点部分のみ再生されます
相手ディフェンスに「シュート!」と思わせて「シュートしない」スキルです。上手にできれば、相手ディフェンスが1歩前に出てきて抜きやすくなったり、ブロックショットに飛んだりなど効果抜群です。
通常のシュートモーションでは、「ドリブル → ミート&キャッチ → シュート」ですが、ヘジテーションムーブは「ドリブル → ミート&キャッチしない → ドリブル」になります。
キャッチ部分のハンドリング練習
あなたがシュートをする際に行っているドリブルからキャッチの流れを確認しましょう。
通常は、ドリブル(片手)→キャッチ際(片手)→キャッチ(両手)の順番でハンドリングします。
シュートヘジテーションの練習では、キャッチ(両手)の手は”小指だけ”で行ってみてください。
※要点部分のみ再生されます
ドリブルして、小指でキャッチです。(小指だけのキャッチが難しい場合は薬指も使いましょう)
慣れてきたら、ギリギリのところでボールをキャッチしようとして、しないという動きにしていきます。
※ボールを持ったのでは?と思うくらいまで両手を近づけてみましょう。
ドラッグ&シュートヘジテーション
こちらの動画でも、シュートヘジテーションムーブをご覧いただけます。
ドラッグからフットスイッチ(前後の足を入れ替える動作)を行うのと同時に目線がゴールに向き、キャッチの準備ができています。
ディフェンスはシュートを警戒して1歩前に出てきているので簡単に出し抜くことができます。
まとめ
1on1の最強技「ヘジテーション」を解説させていただきました。ぜひ参考にしていただき、あなたの1on1スキルに取り入れてください。