バスケットボールを経験していれば、誰しもが一度は味わうレイアップモーション中のディフェンスによるスティール。ディフェンスからすれば「してやったり」で、常に狙っているタイミングでもあります。
僕もスティールされたことある!「あぁ!あともう少しで2点獲れたのに!」って、とても悔しかった。
コーチも、学生時代にこのスティールを存分に喰らいました(笑)
でも、このスティールを回避できる方法があるんですよ♪
このテキストでは、そんな状況を回避できるレイアップシュートの方法をお伝えいたします。
- ディフェンスにスティールさせないレイアップシュートを身につけましょう
- レイアップステップ中の悪い癖をなおしましょう
- かっこいいレイアップシュートを身につけましょう♪
ショルダーレイアップ解説
それでは、ショルダーレイアップシュートをご紹介していきます。通常のレイアップシュートとの比較や、ディフェンスが狙っているスティールのタイミングなどを確認しながら、学んでいきましょう。
ショルダーってなに?
ショルダーとは、体の部位で「肩」を指します。つまり、ショルダーレイアップシュートとは、肩の位置でボールを保持しながらレイアップステップを踏み、シュートへ持ち込むスキルになります。
実践方法はテキスト内の動画で紹介しておりますので、先に読み進めてみてください。
通常のレイアップをみてみよう
初級編、ノーマーク状態で練習する時の基本的なレイアップシュートをみてみましょう。
※動画の一部分のみ再生されます。
レイアップステップの1歩目を踏んだタイミングでボールを持つ位置が低いのが分かると思います。もちろん、初級編の練習ではこの内容で問題ありませんし、ノーマークであれば最もストレスなく行えるレイアップシュートと言えます。
ディフェンスは常にスティールを狙っている
上記のレイアップシュートのように一瞬でもスキがあるタイミングを、ディフェンスは常に狙っています。こちらの動画でもご紹介させていただいておりますが、レイアップステップ中のスティールは最も狙いやすいタイミングのひとつです。
※動画の一部分のみ再生されます。
このようにディフェンスはあなたが思っている以上に、常にボールスティールを狙っています。
ショルダーレイアップを練習しよう
ディフェンスのスティールを回避するショルダーレイアップシュートを動画で確認していきましょう。
ショルダーレイアップシュートは、肩の位置にボールを保持して行うレイアップシュートです。ディフェンスがオフハンド側(シュートを行う手の反対側)にいる時にスティールを回避するために有効です。
動画では、ショルダーレイアップに入る時、ボールを両手でプロテクト(保持)してから行うパターンと、片手でハンドリングして行うパターンをご紹介させていただきました。
身体能力が上がってくれば、空中で手首を返してレイアップシュートを決めることもできます。
ballersmind -wear a maxim-(動画内で着用されているバスケットボールウェア)
フィンガーロールも身につけよう
ショルダーレイアップの習得には、片手でのボールコントロールと、フィニッシュのハンドリングスキル「フィンガーロール」も同時に習得しておくとより良いかと思います。
フィンガーロールとは、アンダーハンドレイアップでボールが手からはなれる瞬間に、手首をスナップさせ、リリースの意識を指先まで伝えるスキルです。上手にできると、ボールが回転し、ゴールの上に残るような優しいリリースができ、シュート確率が格段とアップします。
まとめ
ショルダーレイアップをご紹介させていただきました。
練習では、ノーマークの練習も多く行うと思います。その時に、ディフェンスをイメージできていることが大切だと思います。バスケットボールの試合では、視野の広さ、状況判断が必須です。練習の時から顔を上げてプレーすることや、相手ディフェンスがどこにいるのか、ディフェンスのアクションを意識してプレーできると、実戦につながると思います。