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漫画「スラムダンク」から学んだ8つのこと

メンタル
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映画「THE FIRST SLAMDUNK」が日本をはじめ、世界で評価されていますが、その原作漫画である「スラムダンク」をご覧になられたことはありますか?

原作漫画では、映画で描かれたストーリー以外にも様々なシーンが登場します。バスケットボールだけではなく、それぞれのキャラクターが織りなす人間ドラマに多くの学びが詰まっており、ファンからは「人生のバイブル」と評されることもあるほどの作品です。

※過去に渋谷駅前に掲載されていた広告

このテキストでは、漫画「SALM DUNK」から学んだ「生きる上で大切なこと」を8つ、スキルクエストが厳選してお伝えできればと思います。また、この記事をきっかけにスラムダンクや、バスケットボールに興味を持っていただけたら幸いです。

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スラムダンク名言集

今年の目標は全国制覇だ!厳しい練習になることは覚悟しとけ!!いいな!(by 赤木剛憲)

湘北高校男子バスケットボール部キャプテン、「ゴリ」こと赤木剛憲が、新チームでの練習前に言い放ったセリフです。

「こうなりたい」という目標設定を明確にして口に出す。赤木は1年生の時(目標達成に根拠がない頃)から「全国制覇」を目標にしており、ひたすらにそれに向かい続けてきました。おそらく、彼の日々の行動、言動はすべて全国制覇のためにあり、結果、1年生エースの流川と、天才桜木が入部し、中学M.V.Pシューターの三井と、ポイントガードの宮城がバスケ部に戻り、その目標を達成し得る根拠が後からついてきました。実に2年間をかけて、赤木の根拠のない目標設定が現実味を帯びたのです。

目標を決める時、「達成できそうなもの」「少し頑張れば手に入れられるもの」という消極的な目標を設定していませんか?それが悪いわけではありませんが、根拠の無い目標設定でも、それをイメージして達成した時の素晴らしさを想像できるのであれば、積極的な目標設定を行いましょう。

ヤマオーはオレが倒す!!by 天才・桜木!(by 桜木花道)

全国大会2回戦、映画「THE FIRST SLAMDUNK」の舞台となった山王工業戦。湘北高校が劣勢にある状況で、途中交代でコートに入った桜木が来賓のテーブルに飛び乗り(マネはしないでくださいね笑)、プログラムを丸めたメガホンを使って観客へ言い放ったセリフです。ちなみに、山王工業(さんのうこうぎょう)を桜木は「ヤマオ―」と呼んでいます。

選手、監督、観衆の前で宣言し、「これで勝つしかなくなったぜ」とチームメイトにつぶやきます。ここれぞ、“有言実行”です。不言実行という言葉がありますが、これは「もしダメだった時に格好悪い」とか「うまくいったらその時に初めて言おう」という消極的な姿勢で、結果しか見られません。

有言実行をすることで、たとえそれが失敗に終わったとしても、それを言った本人が実現のために行動し、努力することにつながるという点が非常に大切です。

断固たる決意が必要なんだ!(by 安西光義)

最強・山王との戦いを前に、湘北高校男子バスケットボール部監督の安西先生が説いたメッセージ。

全国制覇を果たすための最大の山場を迎えた湘北高校にとって、ここで「断固たる決意」=「覚悟を決める」ことが大切だ、ということです。たとえ山王工業が想像以上の強さを見せつけてきても、それに屈することなく戦う姿勢を貫く覚悟を全員が持ち、困難を乗り越える必要があることを悟っている安西先生は、神妙な面持ちで「断固たる決意が必要なんだ!!」と伝えています。

最後まで・・・希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ(by 安西光義)

三井寿が中学時代、神奈川県大会決勝で、ルーズボールを追いかけるもコート外へ転がり、試合を諦めそうになっているシーンで、安西先生から伝えられたメッセージ。その後、残り時間わずかで逆転シュートを沈めた三井は、大会M.V.Pを獲得します。それがきっかけで、安西先生がいる湘北高校に進学を決めました。山王工業戦でも、桜木に対して同じセリフを言っています。おそらく、作中で最も有名なセリフです。

山王工業戦で、安西先生は桜木にオフェンスリバウンドの重要性を説き、「それが出来れば君が追い上げの切り札になる」と伝えています。最後まで諦めずに、道を切り開く方法を考え抜くことが大切です。

バスケットは好きか・・・?(by 豊玉高校元監督・北野)

全国大会1回戦、豊玉高校との試合で、自分たちのバスケを見失いかけていた豊玉高校のメンバーが北野元監督の言葉を思い出すシーン。勝つことに囚われていた豊玉高校は、「ゲームそのものを楽しむこと」を思い出すことにより本領を発揮します。

そこには、選手ひとりひとりの“情熱”があります。豊玉高校は「勝ったら楽しい」という情熱のもとに残り時間を戦い結果負けてしまうのですが、勝利という目標達成のための道のりをどれだけ楽しみ、ワクワクしているか?という「情熱の大切さ」を北野元監督は思い出させてくれたのです。

オレに今できることをやるよ!!やってやる!(by 桜木花道)

神奈川県大会、海南大付属高校との試合で赤木が足首を怪我し負傷退場。チームが危機にさらされる中、チームのために“するべき事”を理解し実行することを決意したセリフ。

この時、桜木は自分ができる「ドリブルのキソ」「パスのキソ」「庶民シュート」「リバウンド」から、「今」やるべきことを「リバウンド」と認識し、勝利という目標を達成するために“するべき事”に集中します。結果、流川も桜木の姿に感化され、一時は15点差ひらいた前半を同点で折り返すことに成功します。赤木の穴を見事埋める活躍をみせたのです。

勝利という目標に向かう中で、それぞれの役割と言うものは必ずあります。自分の役割は何なのか?「今」するべき事は何かを意識して個々が力を発揮することが大切です。

オヤジの栄光時代はいつだよ・・・全日本のときか?オレは・・・オレは、今なんだよ!(by 桜木花道)

山王工業戦、ルーズボールの競り合いから背中を痛めた桜木。コート上で立っていられなくなった桜木を見かねて安西先生は交代を指示。ベンチに下がった桜木が、この試合での自身の出場機会は無くなることを悟った上で安西先生に発したセリフ。誰もがこのセリフに鳥肌を立てたことでしょう。

怪我をしたことで選手生命が脅かされる中で、今後のバスケ人生を考えるよりも山王工業に断固勝利するという、”今”に全力を注ぎこむ意志がこの言葉から伝わります。

日頃から、“今”を大切にする習慣を身につけることで、試合などの勝負事で実力を発揮しやすくなります。

はいあがろう「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる(by 堂本五郎)

激闘の末、敗北を喫した山王工業が涙ながら控室に向かう途中で、常勝軍団を指揮する堂本監督が選手たちにかけた言葉。本当に素晴らしいとしか言いようがない、名言中の名言です。

敗れた結果を、未来の力と情熱に結びつけ、勝者へのはじまりを予感させるメッセージです。試合の結果をどう受け止めるのか?そして何を学び、次に活かすのか。勝つ者がいれば、必ず負ける者がいます。負けたからと言っていつまでも肩を落とすのではなく、はいあがり、チャレンジしていくことが大切です。

スラムダンク勝利学

スラムダンクの名言を厳選して8つご紹介しました。皆さんが好きな名言はありましたか?

週刊少年ジャンプ連載終了後、2000年に発行されている書籍「スラムダンク勝利学」には、今回ご紹介させていただいた名言以外にも、多くの学びある名言が紹介されています。その言葉にはどのような意味があるのか?どのようなメッセージが込められていたのか?

スラムダンクから「生きる力」を学ぶことができる最高の書籍です。

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