練習時間が短くて、練習の組み立てに悩んでいる。時間効率アップを目指したい。指導者の皆さんなら一度や二度はそのように考えられたことあるのではないでしょうか?
このテキストでは、準備体操からできるハンドリングコーディネーションドリルをご紹介します。ダイナミックストレッチ×ボールハンドリングで練習の効率化を目指しましょう。
- 練習時間を有効に使うことができます
- ボールの中心を捉えることにより、ボールコントロールが改善します
- 関節を上手に使えるようになります
ボールを持ったまま準備体操をしてみよう
この練習ドリルは、片手でボールを持った状態で、反対側の手で足の指先、かかとを左右交互にタッチしていくダイナミックストレッチです。
片手ボールバランスつま先タッチ
股関節周辺の筋群をストレッチさせることに加え、ボールを落とさずにコントロールすることで、ボールのコア(中心)をとらえることができる能力を伸ばします。このコーディネーション能力は、ドリブル、パス、シュートすべてのボールコントロールスキルに影響を与えます。
ひざは少し曲げてもかまいません。顔が下を向かないように注意して取り組みましょう!
思ったより難しいぞ?ボールが落ちないようにやってみよう!
ボールスイング(振り子)
身体の前でボールを振り子のように動かします。フロントチェンジ(クロスオーバー)につながるハンドリングドリルと、胸筋と腹筋を動かすダイナミックストレッチを兼ねて行うことができます。
良い姿勢をキープしながら、ボールはできるだけ大きく動かしましょう!
大きく動かすと、ストレッチの効果が増すよ♪
クロール&バックストローク
ボールを持った状態で、水泳のクロールや背泳ぎのように腕を回す、肩回りのダイナミックストレッチです。歩きながら行ったり、スキップをしながら行うことで心拍数を上げていくこともできます。
ひじを曲げすぎないように、肩から回す意識で行いましょう!
遠心力を使うと速く回すことができます。
ボールが落ちそうになるけど、焦らないようにトライしようね♪
まとめ
ボールハンドリング力を高めながら、同時にダイナミックストレッチを行う練習ドリルを3つご紹介させていただきました。是非、皆さまの日々の練習の参考にしていただき、効率アップにつなげていただきたいと思います。