1on1で相手を出し抜く感覚は、すべての選手にとってバスケットボールをプレーする醍醐味のひとつです。しかし、ディフェンスが思うように抜けない。ディフェンスを目の前にすると尻込みしてしまうなど、あまり自信を持てていないプレイヤーがいることも事実。
このテキストでは、1on1の局面で相手ディフェンスを“おもしろい程”出し抜けてしまうスキル「インサイドアウト」をご紹介します。初級から経験者まで習得いただけるスキルです。ぜひご覧ください。
- 1on1で相手ディフェンスを出し抜くことができます
- 難しいハンドリングスキルはほとんど使いません
- 試合で有利な状況を作り出すことができます
インサイドアウトのハンドリングスキルを練習しよう
インサイドアウトというドリブルは、ドリブル中のボールが手におさまっている時、外側から内側にボールをこねるようにして動かすハンドリングスキルを用います。
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ボールの側面からコントロールして、逆三角形を描くようにドリブルしましょう。
インサイドアウトのステップワークを練習しよう
次は、インサイドアウトを1on1の技として昇華させるため、ハンドリングスキルとフットワークを連動させていきます。以下の動画のように練習していきましょう。
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ハンドリングとフットワークだけではなく、目線を動かしたり肩を入れることができれば、フェイントによりリアリティが生まれディフェンスを出す抜きやすくなります。
1on1でおもいろい程抜けるインサイドアウト4選
それでは、実戦で相手ディフェンスを出し抜けるインサイドアウトと、そのバリエーションをご紹介します。こちらの動画からご覧ください。
【その1】インサイドアウト
1つめはインサイドアウトです。スピードに乗った状態で行ってください。また、スピードと技を出すタイミングを調整し、動きに緩急をつけるために「スタッターステップ」を組み合わせて行うこともオススメします。
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【その2】インサイドアウトカウンター
2つめはインサイドアウトカウンターです。インサイドアウトを先読みして抗うディフェンスに対して有効です。
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インサイドアウトを仕掛けた後に、クロスオーバーで逆をつくのがカウンターです。ディフェンスとの距離によってクロスオーバーだけではなく、レッグスルーやビハインド、ロールなどで対応していけるように練習しておくとより良いと思います。
【その3】フローティング+インサイドアウトカウンター
3つめはフローティングステップ+インサイドアウトカウンターです。フローティングステップで相手ディフェンスを一瞬油断させて、そこから一気にギアアップすることで、緩急を使い出し抜いていくことができます。
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【その4】リトリート+インサイドアウトカウンター
4つめは、リトリート+インサイドアウトカウンターです。ディフェンスの心理としては先ほどと同じような状況になりますので、出し抜きやすいシチュエーションを作り出せます。
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【実践編】インサイドアウト4選
それでは最後に、4つのバリエーションを実践編で一気にみていきましょう。
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まとめ
1on1スキルで相手ディフェンスをおもしろい程抜けるインサイドアウトとそのバリエーションスキルをご紹介させていただきました。
NBA選手も試合で多用するスキルです。シンプルかつ組み合わせ自由なハッピーセット的テクニックです。
あなたの1on1スキルにぜひ取り入れていただき、試合で相手を出し抜き、チームに得点チャンスをもたらすことができるよう練習されてみてください。