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実はめちゃくちゃ使える!オーバーヘッドパスの基本解説

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パスのスキルと言えば、チェストパスやワンハンドスナップパスなどが基本的な部分としてフォーカスされがちですが、ほとんどの選手があまり使っていない、でも実はめちゃくちゃ使えるパススキルが存在するのをご存知でしょうか?

このテキストでは、ゲーム中に意外と使っていない「オーバーヘッドパス」のスキルについて解説します。

オーバーヘッドパスとは?

その名の通り、頭(ヘッド)の上から(オーバー)パスを出すスキルになります。
ボールを両手で持ち、頭の上で構えたら、そこから味方に対してパスを出します。

サッカーにおけるスローインはオーバーヘッドパスですが、遠くに飛ばすために大きく振りかぶるようなモーションはバスケットボールではNGです。

状況に応じて、ストレートパス、バウンズパス、ロブパスを使い分けることも可能です。ただし、相手にパスが届くまで時間がかかり過ぎないように注意しましょう。

オーバーヘッドパスのメリット

なぜ、オーバーヘッドパスを使った方が良いのか?そのメリットを解説します。

視野が圧倒的に広がる

他のパススキルに比べて、オーバーヘッドパスはボールが頭の上に来るので、自然と視界が開けます。コート全体を見渡せるほどの視野を確保できる唯一のパススキルといっても過言ではありません。

スティールされる可能性が低い

ボールを頭の上で保持するので、ディフェンスの手が届きにくく、スティールの危険性は極めて低いです。ただし、相手ディフェンスの身長が明らかに高い場合を除きます。

パスのタイミングが読まれない

ディフェンスにとっては視界の上の方にボールを置かれた状態になるので、手が届きにくいだけではなく、パスのタイミングが読みづらいです。ノーモーションでパス出しができればより一層、パスカットを回避しながら味方にボールを提供できます。

ディフェンスの腰が浮きやすい

ディフェンスが抗ってボールを奪いに来る場合に、手を上に伸ばすため腰が浮きやすくなります。
ドリブルができる状態であれば、ディフェンスがプレッシャーをかけてきたならば一気に抜き去りましょう。

また、ボールに対してハンズアップしてきた場合は、脇腹のスペースが空くので、ワンハンドスナップパス(バウンズ)などに切り替えれば簡単にパスを通すことができます。

オーバーヘッドパスのデメリット

もちろん、オーバーヘッドパスのスキルにはメリットが多いのですがデメリットもあります。

腰が浮きやすい

相手ディフェンスの腰が浮けばドライブを仕掛けたり、パスが通しやすくなるというメリットをご紹介しましたが、ボールを保持している自分自身も腰が浮きやすいので気をつけましょう。

パワーポジション(すぐにドライブに切り替えられる姿勢)を意識したまま、オーバーヘッドパスができる状態を目指しましょう。

コントロールが難しい

頭の真上でボールを保持してパスを飛ばすだけではなく、状況によっては、頭の右上・左上でボールを保持している状態からパスを出す必要があ難易度が高いです。

正面に立っている味方に対してまっすぐパスをするだけでなく、斜め前や真横に立っている味方にもパスを出せるように練習してみてください。

味方のキャッチングスキルが求められる

オーバーヘッドパスは、ストレートパスであれば無回転でパスが飛んできます。
パススピードも速ければ、味方のキャッチングスキル次第で次のプレーが変わります。

強いパスでもきちんとキャッチできるスキルを身につけておく必要があります。

以上の「デメリット」=「練習すれば改善できること」なので、スキルの質を高めて、デメリットは無くしてしまいましょう。

最後に、オーバーヘッドパスのフル動画を掲載しておきます。

まとめ

紹介している動画はインサイドプレイヤーへのパスシーンですが、オーバーヘッドパスは多くのシチュエーションで使うことのできるパススキルです。

ゲーム中に活かせるように練習してみてくださいね。

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