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【バスケ】フリースローの時に覚えておきたいルールを解説します

ルール
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あなたは、バスケットボールのフリースローに関するルールを知っていますか?審判やコーチに促されるがまま覚えてきたフリースローのルールになっていませんか?

ディフェンスのプレッシャーを受けることなくゴール近距離の正面からシュートできるフリースローには、シューターだけではなく、他のプレイヤーも覚えておきたいルールが細かく設定されております。

このテキストでは、フリースローの時に覚えておきたいルールを解説して参ります。

フリースロー時のルール

プレイヤーや指導者が注意しなければならないフリースロー時のルールを、まずは動画で確認していきましょう。あなたが知らなかったルールが見つかるかもしれません。

シューターのルール

【1】フリースローラインを踏んだ状態でシュートを打たないこと

シュートを打つことに集中するあまり、自分の足元の位置がわからなくなってしまうことは往々にしてあります。しかし、フリースローラインを踏んでシュートを打って入ったとしてもノーカウントとなってしまいますので注意が必要です。

【2】シュートを打った後にフリースローラインを踏まないこと

シュートを打った後にフリースローラインを踏んでしまうことは、シューターがボールをリングに届かせようとして前にジャンプしてしまうことで起こります。フリースローの際はできるだけ「飛ばない」or「上にジャンプする」ことを意識されてみてください。

【3】5秒以内にシュートを打つこと

フリースローを打つ際には、シューターは審判からボールを渡されます。ボールをキャッチしてから5秒以内にシュートを放つ必要がありますので注意しましょう。シュートを慎重に行おうとして5秒経ってしまうけケースがあります。ルーティンを決めて、毎回決まった時間内でシュートを打てるようにすると良いでしょう。

【4】ボールがリングに当たるまでFTラインより前に進めない

自らリバウンドに参加する場合、シュートしたボールがリングまたはボードに当たった後でなければフリースローラインよりも前に出てはいけません。ただし、ボールがリングに当たらず、ボードのみに当たった場合はバイオレーションが宣せられます。

【5】シュートフェイクをしてはならない

シュートを打つふりをして、ボールを頭の上に上げて下げるなどの動作があればバイオレーションがコールされます。シュートモーションに入ったらそのままシュートを打ちましょう。

その他プレイヤーのルール

次は、リバウンダーや3ポイントラインの外で待機する他のプレイヤーに関するルールを解説して参ります。

【1】決められた場所からリバウンドに参加すること

フリースローの際にリバウンドに参加する選手は決められた場所に立っておく必要があります。

※フリースロー時の選手の配置

選手は上の図のように立ちます。ディフェンス側から2名(赤色)がリングに最も近い位置に立ち、オフェンス側から2名(青色)がその隣に立ちます。この4名は主にリバウンド争いに参加します。

さらにその隣の、シューターに最も近い位置にディフェンス側から1名(赤色)が立ちます。この選手はシューター(青色)のリバウンドを阻止する役目をします。

それ以外の選手は、フリースローラインとサイドラインを結ぶ延長戦の後ろ側、且つ3ポイントラインの外側(バックコートを含む)に自由にポジショニングすることが可能です。

3ポイントラインの内側の選手は、シュートが放たれるまで自由に動けない

リバウンドにあえて参加せずに3ポイントラインの外側に予め立っておくことは許されていますが、3ポイントラインの内側に入っている選手が決められたポジション以外に立っていることは認められていません。

【2】制限区域への侵入は、ボールがシューターの手をはなれてから

シューター以外のプレイヤーが制限区域に侵入して良いタイミングは、ボールがシューターの手をはなれてからになります。リバウンダーがお互いにボックスアウトでポジション取りをして良いのもこのタイミングになります。

それよりも早く動いてしまったり、制限区域のラインを踏んでいる場合はバイオレーションとなり、シュートが失敗した場合にやり直しされます。

【3】シューターの邪魔をする言動をしてはならない

これはフェアプレー精神として当たり前であって欲しいことではありますが、他のプレイヤーがシューターの邪魔をするような言動をしてはなりません。

例えば、シューターにプレッシャーがかかるような言葉がけであったり、手や足を使って視界の邪魔をするなどです。

交代に関するルール

交代する選手が、フリースローをこれから打つ選手の場合には交代はできません。フリースローの最後のシュートが成功した場合に、当該の選手交代が可能になります。

また、その場合は両チームともすべてのプレイヤーが交代可能となります。

フリースローが与えられるシチュエーション

試合中にフリースローが与えられるシチュエーションは5つあります。

シュートモーション中のパーソナルファウル

シュートモーション中にディフェンス側がファウルした場合に、フリースローが与えられます。3ポイントラインの内側であれば2本、外側であれば3本のFTが与えられます。

またファウルを受けた後のひとつづきのプレーでシュートを決めた場合はそのシュートは得点が加算され、1本のFTが与えられます。

自チームにチームファウルが4個たまった後のパーソナルファウル

各クウォーターでチームファウルが4個たまってしまった場合、その後のパーソナルファウルは相手チームのフリースローとなります。

テクニカルファウル

テクニカルファウルが宣せられた場合、相手チームに1本のフリースローが与えられます。その後は、直前のシチュエーションのベースラインから試合が再開されます。

アンスポーツマンライクファウル

アンスポーツマンライクファウルが宣せられた場合、相手チームに2本のフリースローが与えられます。その後は、相手チームのフロントコートから、相手チームのボールで試合が再開されます。

ディスクォリファイングファウル

ディスクォリファイングファウルが宣せられた場合、相手チームに2本のフリースローが与えられます。その後は、相手チームのフロントコートから、相手チームのボールで試合が再開されます。

まとめ

今さら聞けないフリースローのルールを解説させていただきました。

バスケットボール経験者の方でも実は知らなかったルールもあったのではないでしょうか?

ルールを詳細まで理解して試合に臨むことで、より戦略的に試合を進めることができるようになるかと思います。ぜひこのテキストを参考にされてみてくださいね。

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