「しっかり寝ているはずなのに、なぜか朝イチの練習で体が重い…」
「最近、判断ミスやターンオーバーが増えている…」
もし心当たりがあるなら、それは「睡眠中のエアコンのつけ方」が原因かもしれません。
実は、夏場にエアコンをガンガンに効かせた部屋で朝まで冷やし切って寝ると、
バスケのパフォーマンスに直結する2つの重大なリスクが発生するんです!
バスケットボールは、常に目まぐるしく変化する状況の中で
瞬時の意思決定、高度な戦術理解、予測・ひらめきが求められるスポーツです。
この高度な脳の処理を支えているのが、睡眠中におとずれる「レム睡眠」です。
◆1日の記憶や思考を整理し、過去の経験と結びつけて「新しいひらめき」を生み出したり、メンタルを安定させたりする。
人間はレム睡眠中、
一時的に体温調節機能が低下して「外気温の影響を受けやすい状態」になります。
部屋が冷え過ぎていると、
脳は体温の低下を防ぐためにレム睡眠を自衛的に削り、体を緊張させて眠りを浅くしてしまいます。
状況判断の遅れ:ヘルプディフェンスの寄りに気づくのが遅れ、パスカットされる。
アイディア不足:相手のディフェンスを打開する創造的なプレイ(ノールックパスやステップバック)が出なくなる。
メンタルの乱れ:接戦のプレッシャーに負け、大事なフリースローや判定に対して熱くなり判断を誤る。
つまり、レム睡眠が減ることで脳の処理スピードと精度が落ち、結果としてターンオーバーが増えてしまうのです。
冷え切った部屋で一晩過ごすリスクは、脳だけでなく「体」にもダイレクトに現れます。
人は寒さを感じると、体温を逃がさないように血管を収縮させ、無意識に全身の筋肉をこわばらせます。
この状態で朝を迎えると、筋肉や関節の柔軟性が著しく低下(可動域の制限)します。
ハンドリング・保持力の低下:肩周りや胸、手首の可動域が狭まることで、激しいディフェンスを受けた際にボールをしっかりキープできずスティールされやすい。
ドライブが鈍くなる:股関節周りが硬くなることで一歩目の踏み込みが甘くなり、相手に引っかかる。
どれだけハンドリング技術があっても、「筋肉が冷えて可動域が狭まった状態」では、本来のボールキープ力や体の強さを発揮できません。
エアコンを使うなと言っているわけではありません。
「冷やしすぎに注意」ということです。
◆室温25℃程度になるようにエアコン設定温度をコントロールする
⇒エアコンの設定温度よりも大事なのは実際の室温です。
温度計湿度計が部屋にない方も多いと思いますが、
今後の人生にとっても必要となりますのでこれを機にご準備頂くことをオススメします。
◆風を直接体に当てない
⇒風向を上向きや横向きにし、冷気の直撃を防ぎましょう。
◆夏でも長袖パジャマを活用する
⇒室温を少し下げて寝たい場合は、長袖のパジャマやタオルケットを使い、体表が冷え固まるのを防ぐ工夫をしましょう。
冬場のような厚手のものではなく、薄手の長袖で締め付け感のないものを選びましょう。
※どうしても室温25℃だと暑いと感じる場合は、
起床時間の1時間前にエアコンが切れるようにタイマーセットするなどして
そこからジワジワ室温が上がっていくような工夫もしてみてください。
たった1つのターンオーバーが、試合の勝敗を分けることがあります。
せっかくの出場チャンスで見せ場を作れないことにも繋がります。
その原因がまさか夜のエアコンだったとは!
と後で知っても遅い。
夏のコンディショニングは、コートの上だけで行われているわけではありません。
「夜、いかに脳と筋肉を冷やさずに良質な睡眠をとるか」も、立派なトレーニングの一部です。
今日から取り組んでみてください。
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