diamond | バスケットボールを遊びつくそう
「身長をもっと伸ばしたい」そう思ったことはありませんか?
中高生の皆さんは、身長が思うように伸びず不安になることはありませんか?
理想の身長に近づきたいと願うことは多くの方々に経験のあることだと思います。
このテキストでは、成長期に必要な3つの行動をまとめております。お子さまの成長期に親としてサポートできることを解説しておりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
コーチの身長はどのくらい?
173㎝です。河村勇輝選手や田臥勇太選手と大体同じくらいです。これは日本人の平均身長よりも少し大きいくらいで、バスケットボールをプレーする選手としては小柄なので、学生時代はポイントガードやシューティングガードを担当することが多かったです。
河村選手も田臥選手もその身長でもスピードやテクニックを活かしてNBAを経験しているけれど・・・やっぱりバスケをするなら大きい方が有利なのかなぁ?
そうですね、バスケットゴールが305㎝と高い場所にあるスポーツなので、身長の大きい選手が有利なのは間違いありません。また、手足の長さも有利に働きます。
国内プロリーグの選手平均身長は195㎝、アメリカNBAでは200㎝と言われています。
将来、プロのバスケットボール選手になりたいから、身長をもっと伸ばせるようにしたいな!身長を伸ばすためには、何をすれば良いんだろう?
身長は遺伝が深く影響すると言われてきましたが、それがすべてではないということはこのテキストを読んで学んでいただければと思います。
ちなみに、ダイアくんとモンドちゃんは身長何センチなの?
ダイアくん「僕は205㎝だよ」
モンドちゃん「私は195㎝です」
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一般的に、人間の身長の伸びは骨の「成長板(骨端線)」が閉じるまで続くと言われています。
目安として、男子の場合は16~18歳頃に身長の伸びが止まります。女子の場合は男子よりも少し早く、14~16歳で成長板が閉じます。
ごくわずかではありますが、20歳前後まで身長が伸び続ける人もいます。成長の個人差はなぜ生まれるのでしょうか?
両親の身長や体格は、あなたの身長の伸びに大きく影響します。
たんぱく質・カルシウム・ビタミンD・亜鉛・鉄など成長に関わる「良質な栄養素」を摂取する習慣があるか、またそれ以外の栄養素も“食事を中心に”バランス良く摂り入れることができているか?は、個人差が大きく生まれる要因のひとつです。
肉、魚、卵、大豆製品は、筋肉・骨・成長ホルモンの材料となります。
牛乳、ヨーグルト、小魚、チーズなどは骨の強化を促してくれます。
鮭、キノコ類、日光浴は、骨を強くするためのカルシウムの吸収を助けてくれます。
肉、貝類、ナッツなどは、成長ホルモンや造血に関わります。
スナック菓子やファストフード、清涼飲料水(ジュース)などは控えて、これらの栄養素をバランス良く摂取することが大切です。
質の高い睡眠と、成長期に必要な睡眠時間を確保し、習慣化できているか?は身長の伸びに大きく影響します。
成長ホルモンは深い眠りで多く分泌されます。食事のタイミングや入浴、起きている間に光を取り込む量を意識して、睡眠時間は7~10時間程度確保できることが理想です。(無理矢理寝続けることはお勧めしません。睡眠時間には個人差があります)
成長期を迎える時期に、早い遅いの個人差があります。早熟か遅熟かで身長が伸びる時期や最終的な高さも変わってきます。次の内容で確認していきましょう。
成長スパートとは、成長期において身長が急激に伸びる時期を指します。文部科学省の「学校保健統計」などをもとに、医学や教育の分野で以下のように説明されています。
最初の急激な成長時期は赤ちゃんの時で、「一次成長期」と呼ばれています。1年で25㎝も身長が伸びることもあります。
再び訪れる急成長期は思春期を迎えるタイミングで、「二次成長期」または「成長スパート」と呼ばれています。この成長スパートは身長を大きく伸ばす「最後のチャンス」とも言われており、生活習慣を整えることで、最終的な身長に好影響を与える重要な時期です。
成長スパートは、男子で11~13歳頃、女子は10~12歳頃で、年間7~9㎝程伸びるケースが一般的です。
成長スパートをものにして、あなたの身長が伸びるチャンスを最大化するためには、日々の習慣を整えることが大切です。以下の内容を確認して、あなたの生活習慣と比較されてみてください。
長時間のスマホ利用などが原因となる「猫背」や「ストレートネック」は、骨格形成に悪影響を及ぼします。
常に良い姿勢を意識することと、朝起きた後や寝る前のストレッチを欠かさずに行うことで改善されます。まずはスマホを利用する時間を削減してみることから始めてみましょう。
食事の回数を整え、栄養はバランス良く摂取しましょう。体重が増えたからと言って、大人が行うようなダイエットを成長期に行ってはなりません。無理なダイエットは栄養不足を招いて成長を阻害してしまいます。
また、ストレスは成長ホルモンの分泌に影響しますので、リラックスできる場所や時間を確保しましょう。特に前述した「睡眠時間の確保」と、「睡眠の質の向上」を意識されてみてください。
運動による骨や筋肉への刺激が成長を促します。
バスケットボールなどのスポーツに多い「ジャンプ」「ダッシュ」は骨の成長にプラスの影響を及ぼします。お家でできることで言えば、縄跳びも効果的です。
毎日行う必要はありません(休息も大切)が、一時的ではなく継続して体を動かす習慣をつけていくことが大切です。成長期の筋トレは、重すぎる負荷を避け、体幹や自重トレーニングを中心に行うことで運動能力の向上だけではなく、骨の成長を促す効果もあります。
成長期には身長の伸びが急激になりますので、これまでと同じ栄養摂取だと不足してしまいがちになります。栄養の需要がピークを迎えるこの時期には、バランスの良い食事にプラスアルファとしてサプリメントを摂取するなど工夫することで、不足しがちな栄養素を補うことができます。
ここでは、成長期ラストスパートとなる中高生にお勧めのサプリメントを2種類ご紹介いたします。
アスリート中高生の成長期応援サプリ「フィジカルメンテPRO」
中高生の理想の成長をサポート「プラステンアップα」
栄養不足は、「伸びる力」があっても材料やサポートが足りない状態になってしまいます。プロテインやサプリメントは、あくまでも補助的な役割を果たすものではありますが、効率的にバランスを整えられる優れものでもあります。ぜひ継続して活用することをお勧めします。
成長期スパートを逃さずに、あなたの身長を最大限まで伸ばすために必要なことは、「よく食べて、よく寝て、よく動き、スマホに縛られない規則正しい生活」を習慣化することが大切です。
また、栄養素に関しては足りない部分を補うために、サプリメントの摂取も大変有効です。
ぜひこのテキストを参考にしていただき、日々の生活が少しでも前向きに進むことを願います。