diamond | バスケットボールを遊びつくそう
あなたのドリブル、パス、シュート、ディフェンス、フットワークは、あなたの体を上手に動かすことができてはじめて成り立ちます。そのためには、見た目でわかる筋肉の強化だけではなく、体幹を安定させる(強化していく)必要があります。
このテキストでは、あなたのパフォーマンスを上げる重要な体幹のトレーニングをご紹介します。
体幹とは、腹筋だけを指す言葉ではなく、頭と手足を除いた胴体を指します。体の中心部(コア)です。
筋肉は、表層にある「アウターマッスル」と、深層にある「インナーマッスル」に大きく分けられます。体幹トレーニングとは、主にインナーマッスルをきたえるためのトレーニングを指します。
アウターマッスルは、体を動かすときに働き、筋肉の形や動きが見た目でわかることが特徴です。一方、インナーマッスルは内側に存在するので見た目ではわかりませんが、関節や内臓を安定させ、アウターマッスルと連動して動作をサポートする働きがあります。
体幹トレーニングは、単に筋肉をきたえるだけではなく、筋肉の柔軟性を高め、体幹をバランス良く機能的に働かせることを目指しています。トレーニングで得られる効果をみてみましょう。
様々な体幹トレーニングがありますが、このテキストではボールプランクをご紹介します。
※すべて再生されます。
ボールを両手で持ち、ボールを支点にプランクの状態を作ります。かかとから背中、肩までまっすぐになるようにしましょう。お尻が下に下がってしまったり、上に浮いてしまったりしないように注意しましょう。
おへその下のあたりに力を入れる(丹田に力を入れる)ことを意識して、呼吸は止めないように気を付けましょう。
※解説の要点部分が切り抜かれて再生されます。
上半身は腕立て伏せの姿勢を作り、両足をボールに乗せてバランスをとります。仮にバランスを崩して転倒しても問題のない場所を選んで行いましょう。
※解説の要点部分が切り抜かれて再生されます。
ボールが2つあれば、動画のような難易度の高いプランクにチャレンジすることもできます。バスケットボールでなくても、サッカーボールやバレーボールなどでも可能です。
体幹トレーニングのボールプランクをご紹介させていただきました。
無理のない範囲で行うことが重要なのと、空いた時間で定期的にトレーニングしていくことがパフォーマンスアップには必須かと思います。この動画があなたのバスケットボールのパフォーマンス向上につながることを祈っています。