「寝ている間にシュートが上手くなる?」 — 練習したことが身に着く睡眠とは

バスケットボールスキルクエストでは、選手の成長のサポートと、指導者・保護者にとっての悩みを解決に導き、学びをアップデートするためのプラットフォームであることを目指し、各分野の専門家によるコラムの配信をスタートします。

今回は睡眠の分野の専門家として注目されている、アスリートスリープコーチの矢野氏にご協力いただきました。今後数回にわたって睡眠に関する知識の共有をしていただきます。ぜひお楽しみください。

朝練も参加して、練習後も自主練して、夜は勉強も頑張っているのに
思ったように上達しない人。

逆に、朝練も来ないし、寝てばっかりなのにうまくなっていく人。

このは何なのでしょうか?

センスの差でしょうか?

「練習の質の差」という現実的な課題はもちろんのことですが、
実は、睡眠時間と睡眠の質も大きく関わっているんです。

睡眠は、
大きく分類すると「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」で構成されており、
ノンレム睡眠はN1・N2・N3と三段階にわかれています。

この中でも特に「N2」がバスケの上達(技能記憶)と関わっていると言われています。

技能記憶とは簡単に言うと、 体で覚える記憶 、のことです。

例えば、
・自転車に乗れるようになる
・ダンスが踊れるようになる
など。

バスケで言うと、
シュート、パス、ドリブルなども体で覚える必要がありますよね。

それらが睡眠中に定着・向上すると言われています。

ただ眠れば良いというわけではありません。

寝入ってから6時間までのN2では、
技能記憶は『定着』フェーズと言われており、
練習したことがそのまま出来るようになる、というイメージです。

6時間以降のN2では、
技能記憶は 『向上』 すると言われています。

つまり、
コツを掴んで昨日よりもうまくなっている というイメージです。

スタンフォード大学のバスケ部が睡眠でどれだけパフォーマンスに差が出るかを実験したデータがあります。

スタンフォード大学バスケ部と言えば、
NBA選手も輩出するレベル。
つまり、
もともとうまい選手たちと言えるのですが、
御覧の通り、
あらゆるパフォーマンスが向上しているのがわかります。

選手たちには、
たった40日間「いつもよりながく寝ること」を指示しただけで、
このような差が生まれました。

注目すべきは、
練習の満足度」の向上です。

睡眠は、体の発育発達や疲労回復だけでなく、心まで前向きにしてくれます。
ポジティブに練習することで良質な練習ができます。
良質な練習をしているから試合で力を発揮できます。

とにかく睡眠が大事であることはわかって頂けたかと思います。

6時間以下の睡眠では目立った上達は現れないことがわかっています。
最低でも7.5時間は眠ることでバスケは上達します。

小学生であれば9時間は目安にしたいところです。

そして、
睡眠時間は足りていても、睡眠の質が悪いと、
その恩恵は受けられず、思ったように上達できません。

睡眠は一晩を通してリズムを刻んでいます。

N1→N2→N3→N2→N1→REM→N1→N2→N3・・・・

というように。

しかし、
睡眠不良の人は、
そもそもN3まで深く入れていなかったり、
REMがながくて理想的なN2が確保できていなかったりします。

睡眠の質を整える&睡眠時間を確保する

という両軸が必要となります。

さて、
皆さんは良質な睡眠がとれているでしょうか?

睡眠時間は確保できているでしょうか?

睡眠の質を測って、
自分がN2やN3がきちんととれているかどうか知りたい人は、
自宅でできる睡眠脳波測定サービスがありますので、
お気軽にお問い合わせください。

また、
睡眠全体を整えていきたいけど何をしたらいいかわからないという人は、
スリープコーチングサービスがありますのでお問い合わせください。

このブログを読んでくれている皆様には
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お気軽にご活用ください。

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矢野達人

現役アスリートスリープコーチ。 レアルマドリードやマンチェスターシティなど世界のトップアスリートを支えたスリープコーチ、ニック・リトルヘイルズと日本で唯一正式契約している日本代表のスリープコーチ。 日本一の睡眠プロフェッショナルチームをつくり、日本人の睡眠の価値観を変える!というミッションを掲げ、睡眠事業を幅広く展開している。

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Published by
矢野達人