こんにちは!
やまぐちコーチです。
毎年10月に東和製薬RACTABドームで開催される
N-CUP(旧:ドリームカップ)に、
2022年度も当スクールから6年生をメインに出場させていただきました。
※写真はDSELECT U-12 / ダイアモンドバスケットボールスクールの合同で撮影
毎年、1日5試合(7分前後半)のリーグ戦をさせてもらえるこの大会。
本当に貴重な機会を設けていただいております。
しかも、基本的にはリーグ戦での勝ち負けで順位をつけないので
チームによって何を目指すのかを考えながら臨むことができます。
大会の方針としては、「バスケットボールを思い切り楽しむこと」
指導者はその環境をきちんと用意してあげることが前提です。
コーチ陣からも、
「自分の今の力を出し切って、バスケを思い切り楽しもう!」
と伝えるところから1日は始まりました。
その言葉に、選手たちは純粋に反応を返してくれましたが、
とは言え、この日集まったメンバーは
西淀川スポーツセンター(大阪市西淀川区)、生野スポーツセンター(大阪市生野区)、美原体育館(堺市美原区)、園田体育館(尼崎市)、神戸三宮校(神戸市中央区)・・
ダイアモンドバスケットボールスクールでありながら、普段は別の会場で練習をしているメンツ。なんと、コーチ陣とも初対面だったりします。
他の出場チームからすれば異なる境遇の寄せ集めチーム。
毎年このあたり苦労するのですが、
今年のメンツは打ち解け合うのが早かった気がしました。
1試合目こそ、お互いに遠慮がちだったのでベンチも少し静かだったのですが、
2試合目からはベンチにも活気が溢れて、シュートひとつとっても、パスひとつとっても、みんなで喜んで、みんなで悔しがる雰囲気がすぐに出来上がりました。
選手自らがベンチからコートに向かって、気がついたことをどんどん言葉にする。
ミスがあれば励まして、ナイスプレーがあれば立ち上がって喜ぶ。
※個人的にはこれがバスケの醍醐味のひとつだと思っています。
試合中は、コーチがコートに向かって指示することは一度もありませんでした。
(応援とか声掛けはもちろんありますよ♪)
おそらく試合中、一番静かだったのはチームの指揮をとった自分でした。
選手たちは活き活きとプレーしてくれました。
結果は3勝2敗。
最後の試合こそダブルスコアで力の差を見せつけられましたが、
ダブルスコアで負けている状況から逆転勝利した試合もありましたし、
1点差を争い、惜しくも負けてしまった試合もありました。
参加した全員が得点し、輝くことができました。
選手たちを信じた結果だったのかなと思います。
最後の試合が終わった後、落ち込んでいる選手たちに向けて、
「楽しかった」のか、「悔しかった」のかを聞きました。
ほとんどの子が
悔しかった6割・楽しかった4割と答えてくれました。
「思い切り楽しもう!」と伝えた大会で、
悔しいという感情が勝ったということは
すでにみんなはバスケットボール選手で、
これからもっと上手くなれるってことだと思うと伝えました。
同じ学年の子たちにコテンパンにやられても、
それは今日のことであって、未来のできごとではない。
これから自分がバスケットボールとどのように向き合うかで
未来はいくらでも変えられるということを話すと、
選手たちの目は静かに輝いていました。(いるように見えました笑)
大会をきっかけに、
また気持ちを新たにバスケットボールに取り組んで欲しいと思います。
今回出場できなかったスクール生も、
機会があれば積極的に練習試合や大会に出場してほしいと思います。
1日中会場で応援していただいた保護者の皆さま、
1日中試合に審判に奮闘したコーチ陣、
1日中夢中でバスケを楽しんだ選手たち
本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!
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