こんにちは!
バスケットボール推進会です。
高校の環境について書きました。
さて、次は
NCAA、大学バスケットボールリーグ
ディビジョンⅠで活躍するチーム
メンフィス大学の施設見学について書きます。
これは、メンフィス大学の選手15人のために作られた
練習施設のエントランスです。
施設は新しく、全米でベスト3に入る程の練習環境だそうです。
2008年のドラフトで、メンフィス大学から
デリック・ローズ選手が選ばれています。
そして、NBAレジェンドのひとり。
マイケル・ジョーダン2世とも謳われた
「ペニー」の愛称で知られる
アンファニー・ハーダウェイ選手も
メンフィス大学出身のバスケットボール選手です。
そして彼はなんと!!
現在、メンフィス大学のヘッドコーチを務めているのです。
エントランスから少し奥に進むと、
ペニーモデルのバッシュがズラリ。
体育館も・・・NBA選手が練習する環境よりも良いかもしれない。という程でした。
チームの研究や、試合のレポートをする会議室は映画館以上。
プロテインは施設内のそこら中にセッティングされており、
勉学が本業の学生にとって、カフェテリアのような空間も。
選手たちはすべて無料で使えるそうです。
もちろん、ケアに関するサポート体制は万全。
写真にはありませんが、
チームは分業制が当たり前で、
選手は競技で最高のパフォーマンスを出すことだけに集中させるため、
選手たちのユニフォームを洗濯するのはスタッフの仕事。
商品のストックルームも見させて頂きましたが、
シューズやソックスもすべてNIKEとの契約で提供されていて、
選手は練習着からバッシュまで選び放題。
(あくまで練習で使う分だけ、とのことでしたが)
ヘッドコーチも、コーチングが仕事なので
体のケア、心のケアは別の専門スタッフが対応。
チームが、選手だけではなくすべてのサポーターで
完全組織化されていました。
そして、メンフィス大の試合はNBAのグリズリーズの試合会場と同じフェデックス・フォーラムで実施され
この規模になるそうですね。
今、最も議題に上がっているのが
大学リーグの選手たちに報酬を渡すべきか、どうか?
アメリカの大学スポーツは、非常に大きなお金が動きます。
それも選手たちの活躍がすべてですが
お金は選手ではなく、大学側が受け取っている。
それに対して苦言を呈する者もいれば、
純粋にスポーツで真剣勝負する若者の姿は素晴らしいから
そこにお金を絡めてしまうと違うのではないか?
という意見もあり、話は先に進んでいないそうです。
議題のレベルの次元が先を行き過ぎてて。。(笑)
とにかく、何もかもが合理的なアメリカ。
日本の100歩先を進んでいます。
さて・・・
実は、施設見学が終わって、さあ帰ろうと思っていた時、
トレーニングルームで何やら黙々と筋トレしている
明らかにサイズの大きい人を発見。
まさかの、
アンファニー・ハーダウェイ(ペニー)ヘッドコーチと
お会いすることができました!!
※写真ありません。(泣)
悔しいので、拾った写真で。
ご挨拶と、握手させて頂きました・・・洗えない。
※その日、すぐに洗いました。
こんな奇跡的な出会いも、アメリカならではです。
続きは「アメリカ研修レポート その④」で。
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