Categories: ドリブル

【バスケ】ドリブルを強くつくためのコツ

あなたは練習中にコーチから「ドリブルをもっと強くしてみよう」と言われたことがありますか?「がんばってドリブルしているつもりなんだけど…」と心の中でつぶやきながら、ただがむしゃらにドリブルをしていませんか?

このテキストでは、ドリブルを強くつくための体の使い方や姿勢について学んでいきます。

  • ドリブルが強くつけるようになります
  • ハンドリングスキルが向上します
  • ボールキープ力が向上します
  • 習得可能なスキルが増えます
diamond | バスケットボールを遊びつくそう

絵画アーティストと共同制作、子どもから大人まで大人気のパスパンを今すぐチェック!

diamond(ダイアモンド)

ドリブルは体の〇〇〇を使ってつこう

その場でドリブルの練習をする際、ドリブルを強くつくために意識しておきたいポイントを動画を観ながら確認していきましょう。

パウンドドリブルでドリブル上達を目指そう

ドリブルを強くしようとすると、ついつい肘から下の腕の力を目一杯使ってしまう選手がいます。しかし、これでは本当に強いドリブルはつけません。

ポイントは、腕の筋肉だけではなく、背中の筋肉を使ってドリブルをすることです。特に広背筋という筋肉を意識して腕を動かすことで、背中の力が腕を伝って強力なドリブル=パウンドドリブルが可能になります。

また、床から跳ね返ってきたボールを手に吸い付けるように引き上げることで、次のドリブルも広背筋を使って強いドリブルができるだけではなく、ボールが手に触れている時間が長くなりますので、その間に次の動作を行うための余裕が生まれます。

姿勢を安定させよう

強いドリブルを突き続けるためには、正しい姿勢を保つことも大切です。ドリブルの練習中にボール側に体が傾いてしまったり、ドリブルの動き(上下運動)に対して体が一緒に動いてしまったりすれば、良い姿勢はキープできなくなってしまいます。

こちらの動画でも改めて良い姿勢の基本を確認しておきましょう。

トリプルスレットポジション

なぜ、ドリブルが弱いとダメなの?

強いドリブルが必要な理由を以下に3つ紹介します。

【その1】ファンブルしやすくなる

ドリブルが弱いと、ボールが手におさまる時の跳ね返りが弱く、強いドリブルの時に比べてハンドリングが難しくなってしまいます。ドリブル中のファンブルの原因になります。

【その2】スティールされやすくなる

試合では、ドリブルが弱い状態だと相手ディフェンスにスティールを狙われてしまいます。ボールが手からはなれて、戻ってくるまでの間の時間が長ければ長い程、スティールのチャンスが生まれてしまいます。

【その3】ドライブにキレが出ない

ドリブルが弱いと、ドライブにキレが出ません鋭いドライブは、ボールを床に落とした瞬間の推進力でグンッと前に進むことができます。しかし、ボールが床へ跳ね返って手に戻ってくるまでの時間が遅くなってしまうと、その推進力は無くなり、スピードに乗ることができません。

ドリブルを強くつくことで習得できるスキル

ドリブルが強くつけるようになれば、ドリブル中に行う高度なスキルを習得することができます。代表的なものを紹介しておきます。

ポイントガードが試合で使えるロールターン3選

ロールターンは、ボールが手についている間にバックターンをする動作になるので、床から跳ね返ってきたボールがしっかりと手におさまっている必要があります。ドリブルが弱くなってしまうとコントロールが難しくなります。

パワーダウン&ドロップステップ

パワーダウンで相手ディフェンスを押し込む時は、強いドリブルと同時にコンタクトを試みます。このドリブルが弱くなってしまうと、相手を押し込む力も弱くなってしまいます。

パンチストップを使ったおススメ1on1スキル5選

パンチストップは、ドリブルを強くつくことで急なストップ動作を可能にしています。ドリブルが弱ければ、ボールは正しく手に跳ね返ってこなくなり、スキルとして成立しなくなってしまいます。

ここに紹介されているスキル以外にも、ドリブルが強くつけることで習得できるスキルはたくさんあります。

まとめ

ドリブルを強くつくために必要なことをお伝えいたしました。

大切なことは、強いドリブルをつき続けることです。小学生~中学生のうちから、強いドリブルをつくための身体の使い方や姿勢を習得しておきましょう。習慣化できればプレーの質が向上します。

ぜひ、たくさん練習してみてくださいね。

【用語解説】バスケのアリウープとは?アリウープを成功されるコツも紹介!
・バスケのアリウープってどんなプレーなんだろう?・アリウープはゴールテンディングにならないのか?バスケ初心者や最近バスケを見始めた人は、このような疑問があるのではないでしょうか。バスケのアリウープは、空中でパスを受け取りそのままシュートを決…
試合で使えるパスフェイク!ディフェンスを反応させて得点チャンスをつくるフィニッシュスキル
「ドライブが読まれてしまう」「シュートが読まれてしまう」「パスが読まれてしまう」そんな経験はありませんか?バスケットボールは相手の攻撃や守りを"先読み"して、駆け引きを制する者が勝利を手にします。今、あなたが後手に回ってしまう状況であれば、…
【バスケ】得点力を一気に引き上げる!「ステップスルー」の基本と実践のポイント
得点チャンスを逃していませんか?ドライブでディフェンスを抜いたのに、フィニッシュで止められてしまう——。ディフェンスにプレッシャーをかけられた時、なす術がない。その結果、苦し紛れのシュートや、逃げのパスをしてしまう。あなたにはそのような悔し…
正しいスクリーンとは?イリーガルスクリーンを防ぐための基本理解
バスケットボールのチーム戦術として多用されるスクリーンプレー。試合中、「ナイススクリーン!」というプレーもあれば、「イリーガルスクリーン!」と笛を吹かれる場面もあります。同じように見える動きでも、ルールの理解や体の使い方ひとつで結果が変わる…
【成長期に必要な3つの行動】中学生・高校生でも身長は伸びるのか?
「身長をもっと伸ばしたい」そう思ったことはありませんか?中高生の皆さんは、身長が思うように伸びず不安になることはありませんか?理想の身長に近づきたいと願うことは多くの方々に経験のあることだと思います。このテキストでは、成長期に必要な3つの行…
SKILLQUEST

"選手・指導者・保護者向けバスケットボール総合学習サービス" 大阪を中心に近畿圏内に展開する子どもバスケットボール教室「ダイアモンドバスケットボールスクール」を運営する一般社団法人バスケットボール推進会が監修する、競技普及と育成を目的に発信する新たなプロジェクト。