diamond | バスケットボールを遊びつくそう
子どもたちが楽しみながらできる練習方法を探しているバスケットボール指導者の皆さま、お父さんコーチ、お母さんコーチの皆さまにぜひ参考にしていただきたいトレーニングメニューをご紹介します。
このテキストでは、育成年代の子どもたちの運動能力(コーディネーション能力)を伸ばすことを目的とした、楽しみながらできる練習メニューを学んでいきましょう。
球技における基礎練習は非常に大切です。しかし、単純な動作の繰り返しであったり、修行のような練習メニューを育成年代の子どもたちに毎日課してしまうのは、子どもたちの競技離れにつながってしまう可能性があります。
バスケットボールをはじめ、どの球技も元々は「遊び」からはじまっています。
練習メニューにも「遊び要素」が含まれた、楽しみながら取り組めて、尚且つ子どもたちの運動能力やスキルを伸ばすことができるカリキュラムを提供することで、より競技への興味やボールへの興味が深まると思います。
以下から、楽しみながら成長できる練習メニューを学んでいきましょう。
ボールを転がして、それを追い越して(先回りして)から、ボールをキャッチする練習です。
手で受け止める練習、お尻で受け止める練習、足で止める練習と3種類あります。
など、シンプルなルールの中に様々な情報を処理していく必要があるので、子どもたちにとっては意外と難易度が高い練習メニューです。
などを考えながら行うことで、空間把握能力の向上を狙うことができます。
など、この練習も空間把握能力を高める要素が含まれている練習です。
空間把握(認識)能力とバランス力を高めることは、子どものバスケットボールにおける成長だけではなく、人として成長させることのできる、指導者からの人生の贈り物になるはずです。
スキルアップは非常に大切ですが、育成年代の選手にはコーディネーショントレーニングを上手に取り入れながら上達を目指していただけたらと思います。